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MRIのご紹介
最新MRIを導入

新型1.5テスラ MR装置 EXCELART VG

この度、当院では最新型1.5テスラMR装置 EXCELART VGを設置いたしました。本装置は様々な臨床診断に適応でき、高度な診療情報を提供すると共に、検査を受ける方々の負担を軽減できる、最も居住性に優れたシステムになっております。当院のMRI検査は、静音化技術「Pianissimo」により、静かで高画質。長く、暗く、狭いトンネルの中で、うるさく不快な検査といった従来のイメージはありません。患者様に、検査苦痛を軽減し、適格な診断をご提供いたします。是非、当院のMR装置をご利用ください。

MRI Q&A

Q. MRIとCTってどう違うの?

A. どちらも体の断層画像を撮影する装置ですが、最も大きな違いは画像を得る手段です。CTでは“ X線”を使って画像を得るのに対し、MRIは大きな磁石による“ 強い磁場”とFMラジオに使われているような“電波”を使って画像を得ます。ですからMRIは放射線による被曝がなく、小児や健常な方も安心して検査を受けることができると言われています。ただし強い磁場を使っているので、CTには見られないMRIならではの制限や注意があります。

Q. MRIの画像とCTの画像では見えるものが違うの?

A. MRIは、診断を行なうために適した断面を縦、横、斜めなど自由に撮影できるのが特長です(最近はCTでも身体を横に輪切りにした画像だけでなく、縦切りなども描出できるようになりましたが、それでも自由度はMRIの方が優れています)。また、MRIはX線を使うCTと違って骨や空気による画像への悪影響が全く無いため、例えば頭蓋骨に囲まれた脳や脊髄などの診断に適しています。さらに薬(造影剤)を使わなくても主な血管の画像が簡単に得られるなどの特長があります。

Q. MRI検査ではどんな疾患が発見できるのですか?

A. 頭部や脊髄・脊椎、関節等動きの少ない部位が得意ですが、最近は胸腹部、心臓、消化器分野など全身部位で広く有用性を発揮しています。

診療科目 MRIが有効な疾患
脳神経外科・神経内科 脳の腫瘍、脳血管性疾患、変性疾患、脳奇形、外傷、
脳血管のスクリーニング検査(脳ドック等)
整形外科 頚椎症、胸椎・腰椎のヘルニア、脊髄腫瘍、
脊髄奇形、骨軟部腫瘍、関節の靭帯損傷、半月板損傷など
消化器内科・外科 肝・胆・膵の腫瘍性病変、
胆道・膵管のスクリーニング検査(MRCP)など
婦人科 子宮、卵巣の異常
泌尿器科 腎臓、膀胱、尿管、前立腺の異常
耳鼻咽喉科 内耳、小脳橋角部、咽頭・口頭の異常
眼科 眼窩や眼球内部の腫瘍など

Q. MRAとMRIはどう違うの?

A. MRAとはMRI装置を使用した血管撮影(MR Angiography;MRアンギオグラフィ)のことです。異なる装置で検査するわけではありません。 特長としてX線による血管造影検査と違い、造影剤を使わずに検査することが可能です(検査の種類によっては少量の造影剤を使用する場合もあります)。 MRA検査は、数多くのMRI検査メニューの一種なのです。

Q. 検査時間はどれ位ですか?

A. MRI検査は一般的にCT検査よりも時間がかかると言われています。検査部位や撮影の種類にもよりますが、数年前では1時間以上かかっていたような検査内容も、新しい装置では30分程度で終了します。しかしそれでもCT検査よりも時間が長いことがデメリットと言えるでしょう。

Q. どうして検査時に大きな音がするの?

A. MRIでは画像を得るために、磁場を微妙に変化させる必要があります。この際装置そのものから大きな音が発生してしまいます。この音は一般的に、綺麗な画像が得られる磁場の強い装置ほど大きくなります。最新の高性能の装置では検査時間は短縮されましたが、その代わりに音が大きくなってしまいます。電車の通るガード下 や、場合によっては飛行機離着陸時に相当するほどの大きな音がすることもあります。ちなみに東芝ではMRI検査時の音を静かにする画期的な新技術を開発しました。音が静かであればよりリラックスしてMRI検査を受けて頂けると思います。

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